鼻のトラブルで、歯が痛む事があります。
こんにちは、高見歯科医院院長の裵(ペ)です。
2月から春にかけて、
「虫歯はないと言われたのに、子どもが歯の痛みを訴える」というご相談が増えてきます。
実はこの時期、花粉症や副鼻腔炎など鼻のトラブルが原因で、歯が痛く感じることがあります。
これは、上の奥歯と鼻の空洞がとても近い事が原因です。
上の奥歯のすぐ上には、**上顎洞(じょうがくどう)**と呼ばれる鼻の空洞があります。
この上顎洞は歯の根と非常に近く、鼻の炎症や腫れが起こると、歯に痛みとして伝わることがあります。
特に成長期のお子さんでは、症状をうまく言葉にできず「歯が痛い」とだけ訴えるケースも少なくありません。
●鼻が原因の歯の痛みの特徴
次のような症状が重なる場合、鼻や副鼻腔が原因の可能性があります。
- 上の奥歯全体が重だるく痛む
- ズキズキというより、押されるような痛み
- 下を向くと痛みが強くなる
- 鼻づまりや鼻水が続いている
- 頬や頭が重い感じがする
この場合、歯自体に異常が見つからないことも多くあります。
●虫歯や歯の病気が原因の場合
一方で、歯が原因の場合は、
- 特定の1本だけが痛い
- 冷たいものや甘いものでしみる
- 夜に痛みが強くなる
といった症状が出やすい傾向があります。
●受診の目安について
歯科を受診してよいケース
- 歯が原因か鼻が原因か分からない
- 以前治療した歯が気になる
- 上の歯の痛みを訴えている
👉 歯の問題がないかを確認します。
耳鼻科の受診をおすすめするケース
- 鼻づまりや黄色い鼻水が続く
- 顔や頬の違和感が強い
- 花粉症の症状が悪化している
👉 必要に応じて耳鼻科をご案内します。
「まず歯医者に相談」は正しい選択です。
「歯医者に行くほどではないのかも…」と迷われる保護者の方もいらっしゃいますが、原因を切り分けることも歯科の大切な役割です。
歯に問題がなければ、早めに鼻の治療につなぐことでお子さんの負担を軽くできる場合もあります。
まとめ
- 上の奥歯と鼻の空洞は非常に近い
- 花粉症や副鼻腔炎で歯痛が出ることがある
- 判断に迷ったら、まず歯科で確認してOK
- 必要に応じて耳鼻科と連携します
お子さんの「なんとなくの歯の痛み」も、どうぞお気軽にご相談ください![]()
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