⚠️大人の上唇小帯異常に要注意⚠️
こんにちは、高見歯科医院 院長の裵(ぺ)です。
皆さんは『上唇小帯』という言葉をご存知でしょうか⁇
上唇小帯とは、顔の中心の上唇(うわくちびる)の内側にあり、上唇と歯肉をつなぐひだ状のものをいいます。
また上唇小帯異常とは、その先端部位の位置異常をいいます。つまり上唇小帯の歯茎側の先端部位の位置が、より歯に近い部位まで伸びていて、そのために歯と歯の間に隙間ができているか、そのおそれのある状態をいいます。
こんな感じです。
その結果、
①歯並びへの悪影響 ➡︎ すきっ歯になる
②歯ブラシがしにくく虫歯になりやすい
などの問題が生じます。
そこで必要な処置が『上唇小帯切除』です。
必要以上に着き過ぎてる部分を、切除するイメージです。
しかし、成長に伴い正常な位置になる事も多いので、必ずしも切除が必要な訳ではありません。
永久歯が生える5〜6歳位まで様子を見た上で、上唇小帯切除を検討しましょう。
◉因みにこの上唇小帯異常を放置したまま大人になった場合、
①歯並びへの悪影響 ➡︎ すきっ歯になる
②歯ブラシがしにくく虫歯になりやすい
これらの問題以外に
③下顔面(鼻から下)が伸びたような見た目になる
➡︎結果、お顔全体が間延びした印象になります。
大人の方でも遅くはありません。
1、上唇小帯切除
2、マウスピース矯正
これらの手順ですきっ歯などの治療が可能です✨
◉高見歯科院での上唇小帯切除の流れ
①上の歯肉に表面麻酔後(なるべく痛くないように)に注射で麻酔
※恐怖心の強い場合は笑気麻酔を併用出来ます
②CO2レーザーで切除(ほとんど出血しません👍) ➡︎ 処置時間 約3分
③消毒して終了(鎮痛剤が必要なケースは殆どありません)
※食事は麻酔が切れてから。しょっぱい食物で傷口がしみる事があります。
CO2レーザーを用いるため出血や術後の痛みが少なく傷の治りも良好です◎
まずはご自身の、そしてご家族の上唇小帯をチェックしてみましょう🎵
➡関連ブログ:「あなたの上唇小帯は大丈夫ですか??」
PS.ウォールステッカーを夏にしました🌻