型取りには口腔内スキャナー
こんにちは、高見歯科医院 院長の裵(ペ)です。
本日は当院で導入した口腔内スキャナーについてお話しします。
口腔内スキャナーとは、歯科領域で利用されている計測装置でデジタル印象採得装置と呼ばれています。
端的に言えば、小型カメラで歯を動画撮影するだけで型取りが出来てしまいます!
また、通常の画像では見ることができない角度からも観察でき、拡大することでピンポイントで見ることも可能です。
口腔内スキャナーは欧米などでは広く普及いますが、日本国内では普及率が十数%でまだまだ広まっていません。
口腔内スキャナーの実物です。撮った画像が専用のPCで確認します。
▲口腔内スキャナーの特徴
①精度向上が期待できる
立体画像を映し出すことで、あらゆる方向から口腔内を観察でき、細部の異常まで見つけやすくなります。
②患者さんの負担を軽減できる
口腔内スキャナーを導入することで、型取りで生じる吐き気や不快感といった患者にかかる負担を軽減できます。
③安全性が高い
画像を撮影する際にレントゲンやCTを使う必要が無く放射線による被ばくの心配がありません。
小型のカメラで口腔内を撮影するだけなので、作業時間も短くて済みますし安全性が高い医療機器です。
院内での導入セミナーの様子です。
口腔内スキャナーを活用する事で、患者さんにご自身のお口の状態をより視覚的に分かりやすくお伝え出来ると確信しています😁
ご興味のある方は、お気軽にお声掛けください🎵
PS.
先日、北九州市立美術館の『美術館パートナーズ』に登録しました。
定期的に北九州市立美術館には足を運んでいますが、いつも素敵な空間に癒されてます✨