すきっ歯の原因は上唇小帯
こんにちは、高見歯科医院 院長の裵(ペ)です。
本日は『上唇小帯』についてのお話です。
上唇小帯とは、顔の中心の上唇(うわくちびる)の内側にあり、上唇と歯肉をつなぐひだ状のものをいいます。
上唇小帯異常とはその先端部位の位置異常をいいます。上唇小帯の歯茎側の先端部位がより歯に近い位置まで伸びているために、すきっ歯になった状態をいいます。
こんな感じです。
その結果、
①歯並びへの悪影響 ➡︎ すきっ歯になる
②歯ブラシがしにくく虫歯になりやすい
などの問題が生じます。
しかし、成長・発育に伴い小帯は正常に近い位置に変化することが多いので、直ちに切除しなければならないことはありません。
永久歯が生える6〜7歳位まで様子を見て、それでも位置が歯に近い状態の場合には小帯切除を検討しましょう。
◉高見歯科院での上唇小帯切除の流れ
①上の歯肉に表面麻酔後(なるべく痛くないように)に注射で麻酔
②CO2レーザーで切除(ほとんど出血しません👍) ➡︎ 処置時間 約3分
③消毒して終了(当院では鎮痛剤の処方が必要であったケースはありません)
当院での実際の症例です。
CO2レーザーを用いるため出血や術後の痛みが少なく傷の治りも良好です◎
➡関連ブログ:「⚠️大人の上唇小帯異常に要注意⚠️」
PS.スタッフが一生懸命、ハロウィン🎃シールを貼ってくれました!感謝です😆