温かい飲み物で歯が溶ける 冬に急増する酸蝕症
こんにちは、高見歯科医院 院長の裵(ペ)です。
11月に入り、北九州でも朝夕は一気に冷え込み、温かい飲み物を飲む機会が増えてきました。
レモンティー、ゆず茶、黒酢ドリンク、ホットワイン、コンビニのホットレモネード…。
体が温まる嬉しい季節の味ですが、実は 「温かい酸性飲料がエナメル質を溶かす=酸蝕症(さんしょくしょう)」 のリスクが高まることをご存じでしょうか?
■酸性のホットドリンクが“歯を溶かす”理由
歯の表面のエナメル質はとても硬いのですが、酸には弱い という性質があります。
レモン、柑橘系、黒酢、スポーツドリンク、炭酸飲料は強い酸性で、
これらを温かい状態で飲むと、酸の作用が強まり 溶けやすくなる とされています。
これが「酸蝕症」で、虫歯とは別の原因で歯が溶ける病気です。
▼酸蝕症の主な症状
- 冷たい物や甘い物がしみる
- 歯の表面がザラザラする
- エナメル質が薄くなり黄ばみが出る
- 歯が欠けやすくなる
「歯がしみる原因が分からない」という方の中には、ホットドリンクが影響しているケースもあります。
■温かい飲み物を楽しみながら歯を守る方法
① 飲んだ直後に歯を磨かない
酸で柔らかくなったエナメル質をこすると傷つきやすいです。→ 30分ほど時間を空けてからブラッシング が安全。
② 水で軽くうがい
口内の酸を中和し「エナメル質の再石灰化」を助けます。
③ ダラダラ飲みを避ける
長時間酸が口に残ると「エナメル質が溶ける時間」が増えます。
④ フッ素入り歯磨き粉を使う
酸蝕症予防・エナメル質強化 に効果的です。
⑤ 北九州名物のレモン系・黒酢系ドリンクは特に注意
門司港のホットレモネード、黒酢ベースの温かい飲料など、酸性度が高いものはうがい必須。
■北九州は寒暖差が大きく、酸蝕症の相談が増える時期
酸蝕症は初期症状が分かりにくく、気づかないうちに進行してしまうため、
少しでも違和感がある方は早めにチェックを受けるのがおすすめです。
【まとめ】
- 温かい酸性飲料はエナメル質を溶かし 酸蝕症 の原因になる
- 飲んだ後すぐの歯磨きはNG
- 水うがい・フッ素で予防
- 歯がしみる・ザラつくなどの症状は早めに受診を
北九州の寒い季節、あたたかい飲み物を楽しみながらも、歯をしっかり守っていきましょう。
PS.先日、息子を初めての釣りに連れていきました🎣
私の父親も来てくれて、楽しい『親子三代男旅』となりました!


ちなみに息子は初めの一振りでヒット‼️(釣れたのはクロでした)

息子にとっては素晴らしい釣り人生のスタートとなりました😊




